庚申庵史跡庭園の藤棚を見に行ってきました~茶室から眺めが趣深く美しい
松山市の庚申庵史跡庭園(こうしんあんしせきていえん)
愛媛県内の藤の花スポットを探していた時に発見して。
気になって様子を見に行ってきました。
※撮影日 2022年4月18日
場所は、味酒町のマンションが立ち並ぶ住宅地の一角。
古町駅の近くにあり、入り口の向かい側には線路がありましたよ。
入園料は無料ですが、受付で氏名や連絡先の記名が必要です。
※入園者の中で新型コロナ感染者が出た場合、連絡が入るようになります。
庭園・藤棚の様子
庚申庵史跡庭園の入り口で受付を済ませてから、中に入ります。
道なりに進んでいくと、藤棚が見えますよ。
周辺は、庭園よりはるかに高いマンションが立ち並んでいて、なんだか不思議な光景。
ここだけ時間がストップしたような空間ですね。
庭園の中心部を囲むように、藤棚が設けられています。
庚申庵の藤棚を約30年見てきたという、ご近所の方にお話しを聞いたところ、藤の花の樹齢は200年を超えるため、房はこれ以上伸びないんだそう。
よく見てみると、房の先っぽはまだつぼみのところが多いので、見頃は4月末ごろかなと話していました。
見頃は、毎年4月末から5月上旬にかけてだそうです。
庚申庵の中に入ってみた
庭園の中心にある建物「庚申庵」
こちらは自由に入ることができるそうで、ゆりママんも中に入ってみました。
靴を脱いで上がりますよ。
中に入って進んでいくと、池を囲んだ庭園が見えて、その景色がすごく美しくて。
初めて目にした時に、足が止まり、その美しさに息を飲みました。
庚申庵は、俳人栗田樗堂(ちょどう)が立てた草庵。
まるで隠れ家のような場所だったんですね。
街中の喧騒を忘れさせてくれる非日常の風景は、建てられた当初と変わらず現在に引き継がれています。
この日は、近所の方々がお散歩がてら訪れ、庚申庵に腰かけ、藤の花の開花をじっと見つめて眺めていました。
みなさんにとっての憩いの場所でもあるんですね。
庚申庵は、結婚式の前撮りや七五三の撮影で訪れる人が多いんだそう。
風情ある庭園と和装はすごく合いますよね。
藤の花のほかにも、桜や紅葉も見られるそうで、四季折々の風景を楽しむこともできるんだそう。
季節ごとに訪れてみたいですね。
春もみじと藤の花
庚申庵の入り口近くに、紅葉した木があって、ご近所の方から「春もみじ」だと教えてもらいました。
鮮やかに紅葉した春もみじと、藤の花を合わせて撮影してみましたよ。
別のアングルからも撮影。
場所(マップ)について
庚申庵史跡庭園の場所について。
こちらのマップをご確認ください。
- 住所 愛媛県松山市味酒町2丁目6-7
- 開園時間 10:00~18:00
- 休園日 水曜日
- ホームページ http://koushinanclub.com/
周辺のカフェ・グルメ情報
庚申庵史跡庭園周辺のカフェ・グルメ情報は、こちら。
近くのお店をピックアップしてまとめましたよ。
お出かけの参考に、ぜひご覧くださいね。
「Pieceful Coffee Roaster」
「ネイビーベーグルズ」